普段からの対処法など
対処をしなくてすむような防御的な対策も効果がある。
害虫の侵入口を塞ぐことは非常に重要である。サッシや玄関は確実に閉め、「すきまテープ」などで隙間をなくす。外壁などの隙間はパテなどで埋める。換気扇などの開口部には網を張る。排水口も、使わないときや就寝前にはフタをしておく習慣をつけると良い。長期にわたり薬効が持続する散布薬剤、例えば「網戸に虫こない」等をこのような箇所の付近に散布するのも効果がある。また、室内に無臭の防虫剤を置くだけでも害虫の侵入が防止できる。ただ根本的な問題として、室内に繋がる半屋外部分(床下や壁の中、天井裏など)を拠点にされるともはや一般人は対処できない。
ゴキブリを捕食する生物にはゲジ、ムカデ、アシダカグモ、セナガアナバチなどがいるが、これらの生物に対しても人家生の大型節足動物という点でゴキブリと同様不快感を催す人が少なくなく、いわゆる不快害虫として嫌われることが多いのが実情である。中でもムカデの中のオオムカデ類は人を咬んで害を与えるが、アシダカグモやゲジは手で掴まない限りまず咬みつくことはない。
食環境に対して極めて高い順応性を持つゴキブリだが、やはり水がなくては生きていけないため、普段からの対処法としては水まわりを清潔にすることとされる。しかし全く水を使わないわけにはいかないし、ゴキブリは食品でなくともカビや埃なども食べるため、根絶はきわめて困難である。
岐阜県揖斐郡池田町では、町ぐるみで「ゴキブリ追放運動」を行い、タマネギを使った駆除剤を各家庭で導入した結果、町からゴキブリが消えたというエピソードがある。